Menicon Miru 梅田茶屋町店コンタクトを安全に使おう!~定期交換レンズを期限過ぎて使うとどうなるの?~
こんにちは!
阪急大阪梅田駅 茶屋町口から徒歩3分
コンタクトレンズショップのMenicon Miru 梅田茶屋町店です。
使い捨てコンタクトレンズをご使用の皆様に質問です!
期限を守って新しいコンタクトレンズに交換していますか?
また、そういったコンタクトレンズを使用しているとどうなるのかご存知でしょうか?
目の表面の「角膜」には血管が存在しないため、私たちと同じように
自分で呼吸をし、涙から酸素を吸収しています。
そのため角膜の上にのせるコンタクトは酸素を通すものでなければ
目が呼吸困難となってしまいます。
酸素をたくさん通すコンタクトレンズの目安をDk値(酸素透過係数)といい
数字が大きければそれだけたくさん酸素を通します。
酸素不足が続くと
・角膜内皮細胞の細胞数減少
・元々、血管のない角膜に血管が侵入
・角膜のバリヤー機能が低下し目に細菌がつきやすくなる
上記ような症状が出てくる場合があります。
近年はコンタクトレンズの性能が向上し、
酸素透過率の高いコンタクトレンズが多くなってきましたが
この"高い"というのは使い始めだけになり、
装用を繰り返す度に酸素透過率は低くなっていきます。
装用後そのまま捨てる1dayタイプのコンタクトレンズ。
はめていた時間が短かったり、外した後の汚れが目立たなければ「もう1日くらい使える!」と思うことがあるかもしれません。
しかし1dayコンタクトは、同じソフトレンズの定期交換タイプと比べてレンズの厚みが薄くつくられています。
使用後にこすり洗いをしようとしても破れてしまう恐れが高く、
こすり洗いをしたことによって目には見えないほどの小さな傷ができてしまうこともあります。
その傷が原因となり、角膜にまで傷をつけてしまうと感染症のリスクも高まるので要注意です!
寿命や使用期限を過ぎて使用する理由として多いと言われているのが「もったいない」「まだ使える」です!
コンタクトレンズは高度管理医療機器であり、目に直接入れるものです。
安全・快適に使用するためにも、使用期限を守りきちんと交換しましょう