Menicon Miru 福岡天神店災害時におけるコンタクトレンズの考え方/防災/常備品
こんにちは。福岡天神北のコンタクトレンズショップ、MeniconMiru福岡天神店です。
皆さま、防災グッズの準備は進んでいますか?最近、地震や災害のニュースが増えており、防災グッズや常備品の重要性が再認識されています。しかし、防災グッズとして何を用意すべきか、具体的にイメージできない方も多いかもしれません。私もその一人です(笑)。今回は、コンタクトレンズの観点から、防災に役立つ情報をお届けします。
防災時に眼鏡とコンタクトレンズのどちらが適しているかは、状況によります。眼鏡は、保管ケースさえしっかりしていれば、使用環境に左右されることなく便利です。一方、コンタクトレンズは取り扱いや保管に注意が必要です。以下のような状況ではコンタクトレンズの使用が難しいかもしれません:
・水道が使えない:手も洗えないため、レンズの取り扱いが困難です。
・ほこりが多い場所:快適にレンズを使用するのが難しくなります。
・洗浄が必要:ハードコンタクトレンズは水道が必要です。
状況によっては眼鏡の方が適している場合もありますが、眼鏡を持っていない場合や度数の問題で眼鏡が作れない場合にはコンタクトレンズも選択肢の一つです。
コンタクトレンズの中でも、1DAYタイプのソフトコンタクトレンズは防災用におすすめです。以下のメリットがあります:
・手入れ不要:使用後に廃棄するため、保存液や洗浄が不要です。
・持ち運びやすい:個別包装されているため、場所を取らず、急な状況でも対応しやすいです。
・使用量の管理:何日分かを明確に持っておけるため、計画的に使用できます。
一方で、2WEEKや1MONTHタイプのレンズは洗浄液が必要で、保存にスペースを取ります。破損や損失時には多くのレンズを失うリスクもあります。
災害時には、通常のレンズが使えない可能性も考えられます。そのため、スペアとして1DAYレンズを備えておくと安心です。スペアレンズは、災害時だけでなく、急な出張や旅行にも便利です。使用期限が長いため、計画的に備蓄しておくと良いでしょう。
コンタクトレンズは、一般的に2〜3年の使用期限があります。適切な保管方法を守れば、長期間の備蓄が可能です。以下の点に注意して備蓄を行いましょう:
・使用期限を確認:備蓄する際は、必ず期限内に使い切るようにする。
・保管条件:直射日光や高温多湿を避けて保管する。
・購入計画:定期的に新しいレンズを購入し、古いものから使っていく。
災害時にコンタクトレンズを購入するのは難しいことがあります。以下の対策を考えておくと良いでしょう:
予備の備蓄:常にある程度の予備レンズを持っておく。
・購入先の確認:店舗やオンラインショップの情報を確認し、緊急時の連絡先を把握する。
・故障・損傷への対応:破損した場合に備えて予備レンズを持っておく。
※被災地域ではなくとも、物流の関係で物資が届かないという理由で店頭に並ばないことも考えられます。
まとめ
コンタクトレンズの防災備えについて理解を深めることで、万が一の状況でも安心して対処できるようになります。眼鏡とコンタクトレンズそれぞれの特徴を把握し、自分に合った備えをすることが大切です。スペアレンズの準備や適切な保管、購入計画を立てることで、災害時にも視力を守るための対策を講じておきましょう。
安全第一で、万全の準備をしておくことが大切です。