Menicon Miru 銀座店花粉シーズンのアイケアについて
こんにちは
地下鉄銀座駅より徒歩1分
コンタクトレンズのMenicon Miru 銀座店です。
本日は、少し早いですがこれからの季節に悩む方が増える
花粉シーズンのアイケアについてお話していきます。
なぜ、花粉症は
目に症状が出やすいの?
直接、花粉が入ってくる
目は外界と直に接しており、花粉にさらされやすい器官です。
しかも、角膜や結膜という粘膜が表面を覆っているため、花粉が付着しやすいのです。
花粉は涙に溶けやすい
花粉症の原因となるのは、花粉に含まれるタンパク質。
それは、涙に溶けやすい性質があるため涙液によって目全体に広がってしまいます。
結膜に免疫細胞や血管がたくさんある
結膜には免疫細胞がたくさんあり、さらに血管も多く、
体内でつくられた炎症細胞が次々と届きます。
この細胞たちが花粉に反応して、不快な症状が現れます。
花粉症を発症するメカニズムとは??
花粉が体内に入っても、すぐにアレルギー反応が起こるわけではありません。
花粉に対する抗体が十分に作られるまで、数年から数十年の準備期間があります。
①知らず知らずのうちに、花粉が体内に入る
②花粉に対する抗体が体内でつくられ、溜まる
③再び花粉が体内に入り、一定量になった時アレルギー反応を起こす
花粉症!
もともとヒトは、細菌やウイルスなどの異物と闘う"抗体"をつくり、
カラダを守っています。
その抵抗力が過敏に働いて起こるのが、アレルギー。
「変化した反応能力」を意味するギリシャ語です。
花粉症もアレルギーの一種であり、年々患者様が増加しています。
スギなどの花粉の飛散量が増え続けていることが、原因のひとつだと言われています。
花粉は一年中飛んでいるの??
花粉症の原因となる花粉は約60種類。
一般に最も多いと言われているのはスギですが、
1年中さまざまな植物の花粉が飛散しています。
自分が何にアレルギー反応を起こすのか、眼科などの医療機関で
原因花粉を特定する検査を受け、早めの対策で症状を和らげましょう。
≪スギ花粉の多い日≫
・晴れて、気温が高い日
・空気が乾燥し、風が強い日
・雨上がりの翌日
・気温の高い日が2~3日続いたあと
≪スギ花粉の多い時間帯≫
・昼前後
→気温が上がり、スギ林から花粉が飛び出してくる!
・日没後
→空に広がった花粉が、地上に落ちてくる!
そのアイケア、実は間違っているかも・・?
なんとなく行っていた自己流のケアが、
かえって目に負担をかけているかもしれません。
正しいケア方法を確認して、花粉症の目をやさしく労わりましょう。
①水道水で目を洗わない!
水道水に含まれる塩素が刺激になり、角膜や結膜を痛めることがあります。
目のまわりに付いた花粉を洗い流すだけならOK
②人口涙液で花粉を洗い流す!
目に入った花粉を取りたいときは、
防腐剤の入っていない人工涙液を使い洗い流しましょう
③点眼薬は説明書を読んでから!
点眼薬の説明書には、ソフトコンタクトレンズの上から点眼してもよいなどの
記載があります。ルールを守って使いましょう。
④目がかゆいときは冷たいタオル!
ガマンできないほどのかゆみには、冷たいタオル。
まぶたに乗せ、目をクールダウンさせましょう。
自己流のケアより、早めに眼科受診を
自分の判断だけで市販の点眼薬や人工涙液を使うなど、
花粉症のケアが自己流になっていませんか??
誤った対処を続けてしまうと、症状の悪化に繋がる場合もあります。
目の健康を守るための第一歩は、眼科の受診です。
専門医の適切な指示のもと、正しい治療を行うことが大切です。
花粉が飛ぶ前の"初期療法"がカギ!
目の花粉症を治療するときに使われるのが、"抗アレルギー点眼薬"
抗体の過剰な働きを抑え、目のかゆみや充血などの症状を鎮めます。
毎年、花粉症に悩まされてるという人には、
花粉が飛び始める前から抗アレルギー点眼薬を使う"初期療法"が効果的。
花粉の飛散量がピークになる時期の症状を和らげたり、症状が出る期間を短くしたり、
つらさや不快感の軽減が期待できます。
いかがでしたか?
自己判断するのではなく、気になる症状があれば早めに眼科医に相談しましょう。