Menicon Miru 広島駅前店どうしてコンタクトレンズをつけて寝てはいけないの?
2018.04.12
こんにちは!MeniconMiru広島駅前店です
コンタクトレンズを使って日々生活していると、ついついレンズを装用したまま寝てしまいそうになりませんか?
しかしコンタクトレンズ(ソフトレンズ)をつけたまま寝ることはとても危険なことで、やってはいけない行為です
今日はコンタクトレンズをつけたまま寝てしまうとどんな危険があるのかを説明させていただきますね
①目が傷ついてしまう危険性!!
ソフトレンズを装用したままで寝てしまうと目の中でレンズが乾き、角膜とこすれてしまい角膜に傷がついてしまいます
目に傷がついてしまうとそこから細菌に感染してしまうなどのリスクが高まってしまいます
②目が酸素不足になってしまう危険性!!
瞳も呼吸をしていますが、角膜には血管がありません
コンタクトレンズをつけたまま眠ってしまうと角膜に酸素を届けている涙が遮断されてしまい、角膜が酸素不足に陥ってしまいます
ちなみに、角膜が酸素不足になってしまうと何が起こるかといいますと、角膜の細胞が死んでしまうのです
角膜には「角膜内皮細胞」という細胞があるのですが、この細胞は生まれたときをピークにして少しずつ減少していく細胞です。
そして「角膜内皮細胞」は一度死んでしまうと、もう再生することはありません
通常の老化現象として減少していく細胞なのですが、コンタクトをつけて寝てしまうとこの内皮細胞の減少を促進してしまうことになります!
角膜内皮細胞は黒目を透明に保つための大事な細胞なので、極端に減少してしまうと視界が悪くなってしまったり、また「白内障」という病気にかかってしまったときに手術を受けることができなくなったりします
すぐに異常が出ない場合でも将来的に大変なリスクを背負うことになります!
コンタクトをつけたまま寝ることは絶対にやめましょうね
ただし、ハードレンズなどの一部のコンタクトでは連続装用といってつけたまま寝てもOKですよ~といった認可の出ているレンズもあります
メニコンティニュー
とはいえコンタクトレンズはどんなものであれ、毎日外して使っていただく方が目にとっては安全です
連続装用を希望する場合は自己判断ではなくまずは眼科の先生に相談するようにしましょう~~~
便利なコンタクトレンズですので、使い方をしっかり守って安全に使っていきましょうね