Menicon Miru 広島駅前店レンズが外れないとき②

2020.01.09

こんにちは～MeniconMiru広島駅前店です

さて、前回コンタクトレンズが乾燥ではりついて
外れないときの対処法についてお話ししましたが、
ハードコンタクトレンズユーザーの方の中には、
長年コンタクトを使ってきて今まで困ったことがなかったのに
最近外しずらくなったなあという方もいらっしゃるのでは

レンズを新しいものに替えたタイミングであれば、
レンズのサイズや厚みが影響しているかもしれません

そして、それとは別にロングユーザーの方ならではの理由があるかも

まず、涙の量の低下と涙の質の変化があります
量が減る上に、涙の層の変化により涙が蒸発しやすくなることがあります
コンタクトレンズは本来目の涙の層の上に浮いている状態です。
ですので、涙の変化はコンタクトレンズの使用に変化を与えてしまいます。

そして、年齢とともにまぶたの状態も変化します
眼瞼下垂という瞼が大きく下がって視界にかかる病気もありますが、
それほど大きな変化がない方でも、まぶたの筋肉が少し伸びて
緩くなってしまうことがあります。
この少しの変化でレンズが外しにくくなることも
特に、目じりを横に引っ張ってハードレンズを外している方は、
長年、目の幅をレンズ大に開け、上まぶたでレンズを押し出すという動作を
無意識にやってきています。
まぶたの変化により目の開ける幅が変わってしまったり、
レンズを押し出すまぶたの力が弱ってきているとレンズが外しにくくなることがあります

対策としては、レンズの外し方を変えることが有効です

一つ目は両手の人差し指でレンズを挟み出す方法です
①鏡を見ながら両手の人差し指を上下のまぶたにおく
②下側の人差し指で下まぶたを軽く押さえ、
レンズが下方に下がらないように固定する
③上まぶたの先端でレンズのふちをひっかけてはずす

詳しくはこちらから動画をご覧ください
→外し方動画
(チャプター5のレンズの外し方（2）を参照してください)