Menicon Miru 市川店コンタクトレンズ洗浄液の種類とよくある質問にお答えいたします😊
2024.02.19
こんにちは
JR市川駅から徒歩2分
Menicon Miru 市川店です
今回は、コンタクトレンズの洗浄液についてお伝えいたします
定期交換型タイプや長期使用タイプのコンタクトレンズをお使いの方には、
必須アイテムな洗浄液
長年使っているとケア方法が自己流になってしまっているかも
この機会に改めて確認していきましょう
洗浄液は、下記のような役割を果たしています。
目から出る分泌物などの汚れを落とす
細菌の繁殖を防ぐ
コンタクトレンズの乾燥を予防する
形状や装用感を保つ
洗浄や保存それぞれに特化したものだけでなく、
洗浄やすすぎに加えて消毒や保存の役割を兼ねる多機能な液剤も数多く存在します。
また、成分による種類分けもあります。
代表的なものとして、下記のように種類分けすることができます。
MPS
洗浄・すすぎ・消毒・保存を1本で行える液剤です。
「Multi-Purpose Solution(マルチパーパスソリューション)」の
頭文字を取って「MPS」と記されています。
過酸化水素タイプ
消毒に特化し、高い消毒効果が期待できます。
消毒後には過酸化水素の中和が必要です。
しかし、長期の保存ができない点には注意が必要です。
ポビドンヨード系タイプ
主成分がヨウ素で、オレンジ色をしているのが特徴です。
過酸化水素タイプと同じく、消毒に特化したタイプで、
消毒後には中和する必要があります。
中和後には無色透明に変わります。
洗浄保存液タイプ
名前の通り洗浄と保存を両方行える洗浄液です。
タンパク質汚れの処理が別途必要になります。
酵素入り洗浄保存液タイプ
液体酵素が配合されており、
コンタクトレンズの保存中にタンパク質汚れを分解除去できる洗浄液です。
洗浄液の正しい使用、正しいケアが安全なコンタクトレンズライフにつながります
保存消毒液(および保存消毒にも使えるコンタクトレンズ洗浄液)は毎回交換しましょう
もったいないからと、使用済みの保存消毒液につぎ足して使ってはいけません
消毒効果があるものでも、使用済みの消毒液は、
コンタクトレンズに微生物が付着している可能性のある場合に、
「バイオフィルム」と呼ばれる微生物による膜が形成されやすくなります。
消毒効果低下の懸念がありますので、つぎ足しは行わないでください。
コンタクトレンズを装用せず長期保存をする場合でも、
洗浄保存液は定期的な交換が必要です。
1週間に1度くらいの頻度を目安に保存消毒液を交換するとよいでしょう。
また、長期保存をしたコンタクトレンズを再び装用する前には、
眼科医の受診をおすすめします。
コンタクトレンズの洗浄や保存に水を代用してはいけません
水道水は滅菌されていないため、
水中のアカントアメーバや微生物が付着して感染症につながりかねないのです
また、ハードコンタクトレンズは洗浄やすすぎで水道水も使用できるのに対して
(※保存は保存液)、
ソフトコンタクトレンズは水道水が原因で変形・変色する可能性があります
両者の違いを理解して使用しましょう。
洗浄液の外箱やボトルには使用期限が記載されています。
未開封の場合、使用期限内であれば日が経った洗浄液でも基本的には問題ありません。
ただし、直射日光に当たった状態や、湿度が高い状態で保存していた場合は、
成分が変質している可能性があります。
洗浄液を正しく保存できているかも、製品の取扱説明書で確認するとよいでしょう。
また使用期限について取扱説明書に記載がない場合でも、
開封後1~2ヵ月を目安に使い切るようにしてください。
コンタクトレンズは目の中に入れるため、
心臓のペースメーカーなどと同じ高度管理医療機器に指定されています。
高度管理医療機器とは、副作用や機能障害が発生した場合に、
人体へのリスクが高いものとして法的に位置づけられています。
そのため、コンタクトレンズはケアを含め、
正しくお使いいただく事がとても大切です
そして、コンタクトレンズのケア用品は、
各社が自社のコンタクトレンズの素材に合わせて成分を配合しています。
同じメーカーのケア用品をお使いいただくことで、より効果的にケアできます
また、ケアを正しく行うことで、装用感は変わってきます。
毎日快適に過ごすためにも、最適なケア用品を選んでお使いください
ケア用品についてのご相談などでのご来店もお待ちしております
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