Menicon Miru 吉祥寺店コンタクトを着けたまま寝てしまうと...
2022.06.13
こんにちは!(^^)
Menicon Miru吉祥寺店です!
仕事や学校から疲れて帰ってきて
コンタクトレンズをつけたまま寝てしまった経験はありませんか?
昼寝やうたた寝くらいは大丈夫だろう!
と自己判断をされている方もいるようですが
これは大きな間違いなのです......
そこで今回のテーマです。
【コンタクトをつけたまま寝るとどうなるの?】
目にはどのような影響を与えてしまうのでしょうか。
〈角膜の酸素不足〉
目も呼吸をしているため酸素が必要です。
角膜(黒目)には血管が涙から運ばれる酸素を吸収するか、
空気中で直接酸素を取り込む必要があるのですが、
角膜がレンズでふさがれてしまうことで
呼吸ができなくなり、酸素不足を招いてしまうのです。
〈角膜の傷〉
酸素不足になると目が乾燥し、レンズが乾きやすくなります。
乾燥した状態の目に乾いたレンズは異物となり、
角膜と擦れるとそこに傷が発生します。
傷ついた角膜には細菌なども侵入しやすくなり、
感染症などのリスクも上がります。
十分な酸素が角膜にいき届かなくなることにより、
目の呼吸や代謝を担ってる重要な細胞
「角膜内皮細胞」を減少させてしまいます。
この細胞は一度失われてしまうと一生再生することはありません...
細胞が減少することによって
様々な症状(眼障害)が現れる可能性があります。
↓
●ドライアイ
●眼痛
●目の痒みや異物感、まぶたにブツブツができる(=アレルギー性結膜炎)
●白目がもりあがる、白目が黄色っぽく変色する(=眼裂斑炎)
●瞳孔の上までまぶたがあけられない(=眼瞼下垂)
今までつけたまま寝てしまっても自覚症状がなかったり
トラブルにあわずにいた人もいるかもしれませんが、
最悪の場合、目の病気になりコンタクトを装用できなくなったり
失明に至る危険行為です!!!
コンタクトレンズは高度管理医療機器(心臓のペースメーカーと同じ)です。
きちんと使い方を守って正しく使用して
目の健康を守りましょうね。
まずは帰宅したら外す習慣をつけ、
外し忘れを防ぎましょう!!