Menicon Miru 吉祥寺店コンタクトのベースカーブとは?
2023.02.15
こんにちは、Menicon Miru吉祥寺店です(*^^*)
本日はみなさまにコンタクトレンズのBC(ベースカーブ)
についてお話をさせて頂きたいと思います!
まず初めにコンタクトレンズを安全に使用するには、
自分の目に合ったコンタクトレンズを選ぶ必要があります。
私たちの目には個人差があるため誰もが同じレンズを
使用するわけにはいかないのです。
コンタクトレンズのベースカーブ(BC)とは?
そこでコンタクトレンズを選ぶ際に重要な情報の1つに、
ベースカーブ(BC)というものがあります。
BCとは★コンタクトレンズの内側の曲がり具合を示す数値の事です。
そもそも人の眼球は丸みを帯びているため
直接目にのせるコンタクトレンズも
眼球にフィットするよう丸みのあるデザインになっています。
私たちの目の丸みには個人差があるため、
ハードコンタクトレンズの形状にも多様性が必要です。
このコンタクトレンズの形状を示すものの一つがBCです。
ベースカーブ(BC)はどうやって知ることができるの?
目がどのようなカーブを描いているのかを調べるには
★眼科での検査が必ず必要になります。
眼科では、コンタクトレンズを処方する際に、「角膜曲率半径」を測定します。
角膜曲率半径とは、目の表面を覆っている「角膜」が描いているカーブの度合いのことです。
日本人の平均的な角膜曲率半径は、7.5~8.23mmと言われています。
またソフトタイプ、ハードタイプともに、
角膜曲率半径の値は参考にしますが、
★「フィッティング検査」の中で個人の目に合うレンズを探していきます。
フィッティング検査では、レンズの中心が黒目の中心と一致しているか、
まばたきに伴って目の上でレンズが適切に動くか、を確認していきます。
なお、多くのソフトコンタクトレンズは、
BCが8.3~9.0mmの範囲で設計されています。
以上のように、自分の目に合ったレンズを選択するには、眼科で精密な検査を受ける必要があります。特にレンズの種類を変更する場合は、BCが同じだからといって使用できるとは限りませんので、眼科を受診して適切なレンズを処方してもらってください。
自分の目に合わないコンタクトレンズを使用するリスク
自分の目に合わないコンタクトレンズを装用していると、
次のようなトラブルを招いてしまう可能性があります。
目がゴロゴロする・充血する
コンタクトレンズが自分の目に合っていないと、目がゴロゴロして異物感をおぼえることがあります。特に、レンズのフィッティングがきつい場合には、目が締めつけられるような圧迫感・不快感がある場合があり、このような状態は目だけでなく精神的にもストレスがかかります。ソフトコンタクトレンズの場合でも、適正なフィッティングでないと、レンズのふちが結膜(白目)に当たり、痛みや充血が起こることがあるほか、結膜が傷ついてしまうこともあり、装用感も悪くなります。
ズレやすくなる・外れやすくなる
逆に、レンズのフィッティングが緩いと、レンズがズレたり、外れたりしやすくなります。特にハードコンタクトレンズの場合には、目がゴロゴロしますし、ソフトコンタクトレンズの場合にも装用感が悪くなります。さらに、レンズを頻繁につけ直すことになり、目や目の周囲を手で触る回数が増えるため、目を傷つけたり、細菌感染を招いたりするリスクが高まります。
目に負担がかかり体調が悪くなる
以上のような原因で、自分の目に合っていないレンズを装用していると、目が疲れて眼精疲労につながることがあります。
ひどい場合には、肩こりや吐き気、頭痛といった、目以外の部位に症状が現れるケースもあります。
コンタクトレンズは度数だけではなく、BCもきちんと自分の目に合ったものを選ぶことが大切です。
上記のようなトラブルを避けるために、きちんと眼科で検査を受け、自分の目に合ったコンタクトレンズを処方してもらいましょう(^^)/
当店ではハードコンタクトレンズ
ソフトコンタクトレンズともに
眼科受診の上でお渡しをご案内しております。
その他、コンタクトレンズをお買い求めの際は
ぜひ当店をご利用ください♪