Menicon Miru 吉祥寺店コンタクトの含水率とは?
2023.08.12
こんんちは、MeniconMiru吉祥寺店です
今回お話したいのは【コンタクトレンズの含水率】です
コンタクトレンズを使用している方は、レンズを購入する際
商品情報の中に【含水率】という
ワードを目にしたことがあるかもしれません。
水分を含んでいないハードレンズには【含水率】という概念は
ありませんが、水分を含んでいるソフトレンズには
この含水率という数値があります。
この数値が高いほど、多く水分を含んでいるという事になり
分類としても含水率が50%以上の物を【高含水コンタクトレンズ】、
50%以下のものを【低含水コンタクトレンズ】とします。
では水分を多く含んでいるがコンタクトが良いという事かというと、
単純にそうとも言い切れません。
高含水コンタクトレンズは水分を多く含んでいるので
つけ心地は柔らかく装用感は比較的優しいですが、
含んでいる水分が多いほどコンタクトレンズの水分蒸発量が多いのです。
その蒸発した水分を補おうと、コンタクトレンズは目から涙を
吸収し、結果乾燥を感じます。
低含水コンタクトレンズは含んでいる水分量が少ないので、
高含水コンタクトと逆に
つけ心地はしっかりとしていて、それが異物感と感じる人もいます。
ただ、水分量が少ないので指の上で形が崩れにくく
取り扱いがしやすいというメリットもあります。
高含水コンタクトレンズは汚れの原因になるタンパク質が
つきやすいという点から、高含水率コンタクトレンズは
汚れやすいともいわれています。
ただ、人によってつけ心地が悪かったりなどで
低含水コンタクトレンズが合わない方などもいますので、
含水率を気にかけて頂きながら
眼科で検診を受け自分に合うレンズを探して行ってくださいね