Menicon Miru 熊本店瞳のお役立ち情報:老眼の症状とスマホ老眼の対策について
みなさん、こんにちは!!
いつもMeniconMiru熊本店のホームページをご覧いただきありがとうございます✨
今回のテーマは「老眼について」です。
老眼は年配者層のイメージがありますが、実際は30代~40代から老眼の症状が出始めると言われています。信じたくないですよね...
どんな症状があるのか、何が原因なのか、対処法はどんなものがあるのか、
今回のブログでお話しします!!
<目次>
〇老視の原因
〇老視の症状
〇スマホ老眼
〇老眼対策について
〇まとめ
🔶老眼の原因は?
老眼は老化現象のひとつです。
身体の衰えと並行して、目の細胞や目の内部の筋肉が劣化するのが老眼の原因になります。老眼が始まる年齢や進行の速さは人それぞれですが、遅かれ早かれ老眼は誰にでも訪れる自然な老化現象と言えます。
では、具体的にどのようなメカニズムで老眼が起きるのかを説明いたします。
目には様々な部位がありますが、特に老眼に関わっているのは「水晶体」と「毛様体筋(もうようたいきん)」です。
・水晶体...カメラでいうとレンズの役割をしている部位
・毛様体筋...レンズである水晶体の厚さを調節してピントを合わせる
老眼の原因はいくつかありますが、主な原因は、
① 加齢で水晶体が硬くなってしまい、距離に対応した素早いピント調節ができなくなる
② 加齢により毛様体筋が劣化し、ピント調節機能が弱まる
目の中でレンズのような役割を持つ水晶体は、見るものとの距離によって厚くなったり薄くなったりしてピントを合わせています。毛様体筋は、水晶体を厚くしたり薄くしたりする時に働く筋肉ですので、加齢により筋肉の劣化が起こります。
物が見えるということは、目に入ってきた光が水晶体により屈折をし、網膜という箇所に像が映るという仕組みです。
若年層では、近くの物でも水晶体が厚くなることにより正常に網膜上に映されます。
しかし老眼は下図のように、網膜上にピントを合わせることが難しく、近くの物がぼやけて見えてしまいます(@_@)
🔶老眼の症状
では、老眼の症状とは主にどのようなものなのか、お話ししていきます!!
□細かい文字が読みにくい
□手元が見えにくい
□暗い場所でものが見えにくい
□目の疲れやかすみ
□肩こり 等
これらのはっきりとした症状が起きる前の初期の老眼では、夕方、近くを長い時間見た後に遠くを見ると、遠くがかすんで見えるという症状が自覚されます。
これは、昼間は仕事などで近くを見ていることが多いので、ピントが近くに合う状態で固まってしまい、夕方には遠くにピントが合いづらくなっているために起きるものです。他にも具体的な症状としては、目の疲れ、目の乾きなども挙げられます。
図のように個人差はありますが、年齢によって「見えやすい」と感じる距離は変化していきます。老眼を自覚するのは40代~が多いのですが、近くを見る機会が非常に多い今日では年齢に関わらず40歳前後で症状を訴える方も少なくはありません。
🔶スマホ老眼
最近「スマホ老眼」という言葉をよく耳にしますが、スマホやパソコンの画面を長時間見続けるという生活習慣があり、「スマホ老眼」と呼ばれています。
10代や20代という若い年齢で老眼と同じような症状が起きます。
●調節緊張型のスマホ老眼
眼鏡やコンタクトレンズを使って長時間スマホを見続けると・・・毛様体筋が縮んで、水晶体も厚いまま、薄くなれない状態になってしまい、その結果ピント調節ができなくなるという症状があります。
若い年代のスマホ老眼は多くが回復するとされています!(^^)!
無理をせずに、目を休ませることも大切です✨
🔶老眼対策
残念ながら加齢による老眼を予防することは難しいですが、進行を遅らせるために、食事や生活習慣に気をつけることも大切です(*^^*)
①目にいい食材・サプリメントを摂る
まずはバランスのとれた食事を心がけることから✨
目に良いとされる栄養素、アンチエイジング効果(抗酸化作用)のある栄養素を摂取するようにしましょう😉
目の水晶体に元々ある物質で、強い抗酸化作用があります。ほうれん草やにんじん、かぼちゃなどの緑黄色野菜に多く含まれています。
・アスタキサンチン
目のピント調節の改善が期待される、抗酸化作用の強い物質です。
サケやイクラ、カニ、エビなどに多く含まれています。
・ビタミンB1、ビタミンC
ビタミンB1には、筋肉の疲れをやわらげる働きがあり、目の疲れをやわらげるのに良いです。豚肉、うなぎ、玄米などに多く含まれています。また水晶体には多くのビタミンCが含まれているため、ビタミンCもしっかり摂るようにします。赤ピーマンや黄ピーマン、パセリなどの野菜やキウイやグレープフルーツなどのフルーツに多く含まれています。
②眼に入る紫外線の量を減らす
老眼は、水晶体に弾力がなくなって硬くなることが原因の一つですが、硬くなってしまう要因として上げられるのが、紫外線による活性酸素の発生です。UVカットのコンタクトレンズがおすすめです(^^♪
🔶まとめ
これまで、「老眼」についてお話ししましたが、よく耳にする「近視の人は老眼にならない」というのは間違いです!水晶体や毛様体筋の衰えは全ての人に起こる老化現象ですので、近視の人も同じように老眼が進行します。コンタクトレンズやメガネで矯正し、正視の状態で近方が見えないというのが老眼の症状ということになります。
我慢して近くが見えづらいままにすると、眼精疲労や肩こり、頭痛、食欲不振、吐き気といった症状を感じることがあります!コンタクトレンズを使用していて近くが見えづらい...という方の相談も承っておりますのでお気軽にご相談ください(#^.^#)