Menicon Miru 熊本店不思議な錯視のお話し
みなさんこんにちは!
MeniconMiru熊本店のホームページをご覧いただきありがとうございます♪
今回は普段の生活でも体験されている方も多いかもしれませんが、目の不思議「錯視」についてお話したいと思います!
「錯覚」という言葉を耳にすることがあると思いますが、
「錯覚」とは...感覚器に異常がないのにもかかわらず、実際とは異なる知覚を得てしまう現象のことです。
わかりやすく言うと、人が見たり聞いたりした情報が、実際とは違って知覚される現象をいいます。
対象物に対して誤った感覚や認識を得るのが錯覚であり、存在しない対象物を存在すると見なしてしまうことと説明されています。
「錯覚」にも「錯聴」「錯視」「錯触」などの種類がありますが、今回は「錯視」視覚における錯覚についてお話します。
1.錯視とは
「錯視」とは視覚における錯覚のことです。
形・大きさ・長さ・色・方向などが、ある条件や要因のために実際とは違ったものとして知覚されることを言います。
もう少し簡単に言うと、目で見た情報が実際とは異なったものとして知覚される、いわゆる脳の錯覚のことを言います。
普段、気づいていないところで錯視の現象が起きているかもしれませんね!
2.日常の中の錯視
実はこの錯視、普段の生活する中にも活用されていることをご存じですか??
例えば上にはってある道路の写真。
皆さんも見られたことがあるかもしれませんが、生活道路内で多く発生している交通事故対策を目的に、錯視を利用した対策例です。
平面に立体のブロックを描くことで、ドライバーに減速を促しています。
運転や道路交通においては、視覚情報が重視されているので、それを利用して交通安全などに利用されていることが多いですね。これも錯視を利用した工夫ですね!
その他にもスーパーでみかんはオレンジ色のネットに、オクラなどの野菜は緑色のネットに入っていますよね!色の同化を利用して、中身がネットの色に近づいてよりみずみずしく見えるようにしているそうです!
3.錯視の種類
錯視にも色々な種類があります。見たことがあるものもあるかもしれませんが、ぜひ試しにやってみてください!
○ミュラーリヤー錯視
2本の赤線は物理的には同じ長さですが、不思議なことに下の赤線の方が長く見えませんか??
1つの説として、水平線の長さを判断するときに、視覚システムが斜め線をも含めてしまうため、下の赤線の方が長く感じるそうです。
○大きさの恒常性
▲どちらのケーキが大きく見えますか?
▲手前のケーキを移動させると...
▲実は同じ大きさです!
大きさの判断が、背景の奥行きに依存していることを示しています。
奥行きが違うにもかかわらず、網膜上では大きさが同じということは、奥の方(この絵では右の方)にあるケーキの方が、実際には大きいに違いない、と視覚システムが判断しているため、右のケーキが大きく見えるそうです。
○エビングハウス錯視
▲真ん中にあるりんご、左の方が大きく見えませんか?
▲実は左右のりんごの大きさは同じです。
これは、大きさの対比効果で、周りを小さいりんごで囲まれているほうが大きく、周りを大きなりんごで囲まれているほうが小さく見えます。
同じ大きさ、同じ長さと頭ではわかっていても違いがあるように感じるのはとても不思議ですよね。
4.まとめ
今回は例としてごく一部の錯視例をご紹介しました。
普段の生活の中にも、気づいていないだけで錯視を利用した工夫がたくさんあって、リサーチしながらおもしろいなと感じました♪
皆さんも錯視の工夫をぜひ探してみてくださいね!
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