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Menicon Miru JRゲートタワー店コンタクトレンズをつけたまま寝てしまったら・・・

いつもMenicon Miru(メニコン ミル) JRゲートタワー店のホームページをご覧いただきまして、ありがとうございます。

学校や仕事から疲れて帰ってきてコンタクトレンズを外さずに
そのまま寝てしまったという経験がある方は多いのではないでしょうか?
実はその行為、目にとって大変危険な状態です!

そこで、今回はコンタクトレンズをつけたまま就寝することの危険性をについて
お伝えします。

音楽を聞きながら寝る人のイラスト(男性)

①酸素不足を引き起こす
人間は起きている間=目を開けている間は
空気中から酸素を取り入れています。
目にある「角膜」という部分で呼吸をしている状態ですので
目を長時間閉じると角膜が酸素不足になります。

また、コンタクトレンズを装用すると酸素の通り道を塞いでしまうことになるので
裸眼の状態と比較すると、酸素の供給量が格段に減ってしまいます。
つまり、就寝+コンタクトレンズ装用=危険な状態ということになります。

角膜が酸素不足になると以下の影響が考えられます。

◎角膜内皮細胞が減少する
 →通常細胞は均等に同じ大きさで配列していますが
  角膜にある細胞が減少すると大きさにバラつきが出ます。
  1度減少すると元に戻ることはありません。

◎血管が黒目に侵入する
 →慢性的な酸素不足により、もともと血管がない角膜が
  血液を取ろうとして血管が侵入してきてしまいます。

◎目に細菌がつきやすくなる
 →角膜には元々微生物が付かないようにバリヤー機能ががありますが
  酸素不足になると角膜上皮細胞が剥離して細菌が付着しやすくなります。


②乾燥で角膜にキズがつきやすくなる
起きている間はまばたきをすることで涙が目の表面に行きわたり
酸素を供給しながら角膜を保護してくれます。
ただし、寝ている間はずっと目を閉じている状態の為まばたきができません。

裸眼で目を閉じている状態であれば角膜上皮細胞の修復が自然とされますが、
コンタクトレンズを装用して目を閉じると
角膜がコンタクトレンズでふたをされたような状態になります。
時間が経つにつれて涙が蒸発し、角膜とコンタクトレンズの間に水分がなくなる為
角膜表面が乾燥してキズがつきやすくなります。

角膜にキズがつくと以下の症状が出てきます。
・目が痛くなる
・ゴロゴロしたり
・涙が出やすくなる
・白目が充血する

また、感染症が起こる場合があります。
細菌やアカントアメーバという微生物が角膜の傷口に侵入し
病気が進行すると視力にも影響が出てくると言われております
コンタクトレンズの取扱いや洗浄方法を正しく守り
定期的に眼科の受診をしていただくことで
感染のリスクを低くすることができます。


コンタクトレンズをつけたままの
お昼寝や電車でのちょっとしたうたた寝を避け
安全にコンタクトレンズを使いましょう。
目にとって常に良い環境になるよう帰宅したらコンタクトレンズは
すぐ外していただく習慣をつけると外し忘れも防げるのでおすすめです。

当店ではコンタクトレンズに関するお悩みやご相談等も受け付けております。
ぜひ店頭でお気軽にお声掛けください!

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