Menicon Miru JRゲートタワー店「遠視」と「老眼」の違いについて
2022.02.25
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ご覧いただきまして、ありがとうございます。
今回は、間違いやすい「遠視」と「老眼」の違いについてです!
遠視 |
外から眼に入った光が網膜よりも後ろで焦点を結ぶ状態。
近視や乱視と同じく、眼の屈折異常の一つです。
無調節時(見ようと意識していない状態)には
どの距離を見ても網膜上に焦点を結ばないため
遠視の人は近くのものも遠くのものもぼやけて見えないです。
常に調節が必要なため疲れやすく
見え方は自分で気づきにくいのが特徴です。
老視 |
ものを見るとき眼の中の水晶体がピント調節の役割を担っています。
遠くを見るときは薄く、近くを見るときは厚くなりピントを合わせています。
水晶体の厚みを変える調節をするのが毛様体筋という筋肉で
遠くを見るときは弛緩し、近くを見るときは緊張します。
この筋肉は加齢とともに衰えていき、
近くにピントを調節する力も低下します。
これが老眼の原因の一つです。
また、もう一つの原因として水晶体の硬化です。
加齢とともに水晶体は硬くなり厚みを柔軟に変えられなくなるため
近いものが見えにくくなります。
遠視の人は老眼になりやすい? |
「遠視の人は老眼になりやすい」
「近視の人は老眼になりにくい」
など老眼に関する都市伝説がありますが、
これは誤解で、近視でも遠視でも老眼にはなります。
先ほど述べたように、
遠視は屈折異常の一つ、老眼は加齢による生理現象です。
遠視は、遠くを見るときも調節する必要があるため
正視や近視に比べて近くを見るときには
より一層強い調節力が必要となります。
そのため、毛様体筋の力が衰え調節力が低下すると
早い段階で老眼を自覚します。
近視はもともと遠くを見るときも近くを見るときも
ピントが合う状態なので老眼に気付きにくい傾向があります。
「近視」か「遠視」かによってご自身で「老眼」を自覚する
タイミングには影響してくる可能性があります。
どちらにしても早いうちから定期的に眼科で検査を行い
老眼の進行具合を確認してみましょう!
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