Menicon Miru 名駅店角膜内皮細胞について
2019.09.24
みなさん、こんにちは♪
MeniconMiru名駅店でございます。
気温が下がりやすい時期になりましたが、体調管理はしっかり行い、
行楽シーズンを楽しく過ごしましょう!
さて、コンタクトレンズを購入する際によく用いられる指標で
Dk値という値があるのはご存じでしょうか?このDk値について説明いたします。
先ず、このDk値というものですが、簡単に言うとコンタクトレンズを介して
大気中の酸素をどれだけ角膜に通すのかを数値化したものです。
この値は高ければ高い方が良いと言われており、
一般的にはソフトコンタクトレンズよりハードコンタクトレンズの方が
Dk値は高いと言われています。
なぜこのDk値が必要なのかというと、Dk値が低いと瞳に酸素を送られる量が
少なくなる事はイメージ出来ると思います。
Dk値が低いコンタクトレンズを長期間使用していると角膜の奥にある
角膜内皮細胞という細胞が酸素不足で減少してしまうのです。
角膜内皮細胞は細胞分裂をしないデリケートな細胞で、一度脱落してしまうと
二度と再生する事がない細胞です。この細胞が減少する事によって、
白内障の手術が出来なくなったり、角膜が白く濁り、
視力低下等も可能性として起こり得ます。
更には角膜の栄養不足で角膜が血液から栄養を取り入れようとし、
血管が角膜まで侵入してくる角膜血管新生という症状になる事もあります。
このような障害にならない為にもコンタクトレンズは
酸素を多く通すDk値の高いものを選択した方が良いのです!
ハードレンズの方がソフトレンズよりDk値が高い
という事をお話しさせて頂きましたが、
最近はソフトコンタクトレンズでもこのDk値が高いものが登場しました!
そのレンズがシリコーンハイドロゲルレンズ素材のコンタクトレンズです!
シリコーンハイドロゲルレンズは従来のソフトコンタクトレンズの中ではなかった、
酸素を通す隙間というものがあり、ここから酸素を角膜にスムーズに通すので
従来のソフトレンズよりもDk値が高くなります。
シリコーンハイドロゲルレンズは1DAYコンタクトレンズ、
2週間交換型コンタクトレンズ等、様々なコンタクトの取り扱いがございます。
Dk値が高くないレンズを長時間使用していて
眼の健康に不安がある方は一度ご相談ください♪。
今回はDk値についてのお話でしたが、
その他様々なコンタクトに関する相談も承っております。
お気軽にMeniconMiru名駅店にご相談下さい♪
みなさまの眼にあったレンズを選ぶ為に様々なアドバイスをさせて頂きます!
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