メニコンショップ スタッフリレーブログ高田馬場にある日本点字図書館って?
Menicon Miru 高田馬場店
2017.11.27
みなさんこんにちは
MeniconMiru青葉台店からバトンタッチ☆
東京都新宿区にあるMeniconMiru高田馬場店です
先日、店舗から徒歩5分程にある日本点字図書館のイベントに行ってきました。
年に1度行われるこのイベントは、点字体験や(点字の名刺やカレンダー作成など)、録音図書の朗読体験など、貴重な体験ができました。
スタッフの方にお話を伺ったのですが、1冊の小説を点字図書にするには1年位かかるそうです。
文字をすべてひらがなにし、点字にするわけなので、当然の手間とはいえ気が遠くなります。
本当にすごい事ですよね
点字図書館スタッフさんをはじめ、録音図書の朗読等はボランティアの方もたくさん携わっているそうです。
【点字について豆知識】
点字は、縦3点、横2点の6点の組み合わせで作られています。
この単位を1マスと言い、下図の①②④の点を組み合わせて母音を表し、③⑤⑥の点を組み合わせて子音を表します。
① ④
② ⑤
③ ⑥
あ | い | う | え | お |
なるほど~指先に収まる程の小さなスペースにたくさんの情報が入っているのですね。
高田馬場駅周辺には、点字図書館以外にも、東京都盲人福祉協会もあり、普段から目の不自由な方がたくさん歩いていらっしゃいます。
駅前からの道も点字ブロックが充実していて、目の不自由な方にもとてもやさしい街なんです。
点字図書館までの裏道には音の鳴る機械も設置されていて、定期的にポーンポーンと鳴るんです。
普段あまり気にせず通勤していましたが、素敵な気遣いがたくさんあることに感動しました
眼が見える喜び&見えない方への配慮、大切にしたいですね。
おまけ情報ですが、この点字図書館、外観のインパクトがすごいんです
じゃらじゃらの鎖が屋根から垂れ下がっています。
初めて見たときは「何の施設なんだろう」でした。
調べてみると鈴木エドワードさんという建築家さんの作品で、垂れる鎖は「知の滝」をイメージしているそうです。
なんだかとても知的な建設に思えてきました。
でも風の強い日は大丈夫なのだろうか・・・ふと疑問が
スタッフの方に聞いてみると・・・特に気にならないそうです(笑)
何もしなくても音もさほど気にならず、危険もないようです。
長年の疑問と不安が解消されました
では、次はMeniconMiru岐阜店にバトンタッチ☆
スタッフのみなさん、よろしくおねがいしまーす