メニコンショップ スタッフリレーブログ吉祥寺のシンボル『ゾウのはな子』
Menicon Miru 吉祥寺店
2018.04.09
みなさん、こんにちは
Menicon Miru市川店からバトンを受け継ぎました
Menicon Miru 吉祥寺店です
吉祥寺店から眺める景色は、中央線を行き交う電車や、
東京タワーとスカイツリーが同時に楽しめるので
タワー好きには溜まらないのですが、
この度新たにいつでも『ゾウのはな子』に会うことができるようになりました^^
2017年に吉祥寺駅 中央北口側のロータリーにゾウのはな子の像が設置され、
今もなお、武蔵野のシンボルとして人気を誇っています。
今回は、2016年5月26日に69歳の生涯を閉じたゾウのはな子について
皆さんは、『ゾウのはな子』についてご存じでいらっしゃいますか。
昔、教科書にも載っていたので、私自身も記憶に残っています。
ゾウのはな子は、1949年9月、第二次世界大戦後、
戦後の傷ついた人々を癒すために、タイ・バンコクから
船に乗って日本にやってきました。
名前の由来は、戦争中に猛獣処分で餓死したアジアゾウ『花子』の名を受け継いで
『はな子』と命名されたんだそうです。
来日した当初は、行く先々で老若男女問わず大歓迎を受け、
東京近郊を巡っていました。
井の頭自然文化園へは3度も来園し、
その後地元の方々の熱烈な要望も叶い、
吉祥寺に引っ越してきたのです。
ある日、56年に酒に酔った男が夜、ゾウ舎に侵入し、
はな子に踏まれて亡くなるという事件が起きてしまいました。
また4年後には担当の飼育係もまたはな子に踏まれ殉職した
悲しい事件が起きてしまいました。
「殺人ゾウ」と呼ばれたり、4本足を鎖で繋がれて過ごす辛い時期もありました。
その時、ゾウのはな子も人も互いに信頼できなくなってしまいました。
事故を起こした2か月後、
新しい飼育員の山川 清蔵さんがやってきました。
敵意むき出しのはな子でしたが
山川さんの丁寧な飼育により、
徐々に人間への信頼を取り戻していきます。
その間6年もの月日が流れていました。
ゾウの歯は一生のうちに6回生え変わるそうですが、
最後に残った下顎の一歯になってから32年間、
飼育係の知恵で、バナナやリンゴ、青草やサツマイモ、
ニンジンなどを細かく砕き、
消化の良い時間をかけて食べられる様に工夫した『はな子団子』は、
はな子の定番メニューになり、知る人ぞ知るお話です
はな子は子供たちの人気者で吉祥寺のシンボルになりました。
終戦後、高度経済成長、オリンピック、バブル景気と崩壊、ミレニアム・・・
日本と共に長年過ごしてきたはな子は、
2016年5月26日、呼吸不全により永い眠りにつきました。
Hanako2017.03.23 参照
はな子、ありがとう!!
私たち吉祥寺店も、武蔵野の皆様に愛される店舗を目指して日々精進して参ります。
吉祥寺へ寄った際には、是非はな子に会いに来てくださいね
次はMenicon Miru ミッドランド店へバトンタッチします
よろしくお願いします